ねこだいすき


by toro_toro_toro
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

WebのWebによるWebのための直接民主制

直接民主制。
すなわち現在の間接民主制(住民は代表を選挙で選んだ上で間接的に政治に参加する方法)とは
真逆の方法である。
ちょっと前に大阪市の市長選挙にフリーターが出て
「集民51%制による政治」とやらを掲げて失笑のあまり市民を笑い死にさせた
のは
記憶に新しいですが、この人が掲げていたのが直接民主制です。

古く(紀元前とか)はこの直接民主制が基本だったらしいですが、
国家の規模が爆発的に大きくなるにつれ、どう考えても全国民の意見を
一つずつ聞くのは無理となり、次第に間接民主制に移行していったものと考えられています。
今ではほぼ全ての国で間接民主制が取られています。

で、なぜこんな話を唐突に始めたかというと亀田問題ですよ。
今回の微妙な判定問題ではなんとWebでの複数のアンケートの結果が
95%がフアン・ランダエタの勝利と考えているそうです。
まあこれを「素人の目」として切り捨てるのは簡単な事かもしれません。
事実、今まではそうやって一般の声を無視してTVの力、メディアの力で押し切ってこれたのです。

しかし今、インターネットの発展した今はもはやメディアの力は無力なんじゃないかと思うのです。

今回の試合でもそうです。
今まではTVが流した試合を見て、せいぜい家族や同僚と「おかしいやんけ」と言う程度でした。
文句を言うにしてもその中の一握りの人がTV局や新聞の投稿欄にハガキを出す「かも」。
そのうち次のニュースが来て人々は忘れ去ってしまう。
今まではメディアが主導権を握って番組や人気者・流行を作ってきました。

しかし今はちょっと状況が違います。
亀田の試合をリアルタイムで見てない人でも、YouTubeで試合を全部見て
さらに翌日のニュースのガッツ石松の意見とか渡嘉敷の意見とかもYouTubeで見て
ネット上で自分の思った意見を発言できるわけです。
Blogで細かく意見を書いたり、投票できるサイトがあったり、
2chのような多数の意見が混ざり合う掲示板に書いたりと。
つまりWebに生きる人々は直接民主制で生きているのです。
自分の意見を誰かに託す事無く、そのまま発言できる。

YouTubeを取り上げたからこれにもちょっと言及しておくと、
YouTubeを利用する人というのは別に特殊な人ではなく、ほとんどが一般人です。
「番組を見のがした」とか「後からおもしろいのがあったのを知った」とか
そんな時にちょこっと『その部分だけ』見れるのがすごく良いので流行っているのです。
Gyaoとか第二日本テレビとかはそういう点をもうちょっと考えないとダメですよ。
つまりWebの住人は「○○という番組を見たい」わけではなくて
「○○という人を見たい」から見るわけです。
「○○というおもしろい事があった」から見るのです。
つまり今までよりその「人」に対して敬意を払っているわけですよ。
ダラダラと習慣でめちゃイケをみるのではなく、YouTubeで山奥のまとめだけを見る。
そういう人が増えているということです。

で、直接民主制ですよ。
今回の亀田騒動で試合を放送したTBSには6万件以上の抗議の電話が殺到したらしいです。
もちろん試合内容が今までになくふざけた内容だったとか、
T-BOLANが歌う君が代がおもしろすぎたとか、
7:30から番組開始でなんで試合開始が9:00からやねんとか
それはいろんな要因が混ざっているとは思いますが、
未だかつて無いほどの抗議の件数だというのは容易に想像が付くとおもいます。

この抗議の声こそ、直接民主制だと思ったのです。
Webでは既に直接民主制が実現しているのです。
小谷ひでずみさん!あなたの目指した社会はもうすぐそこですよ!

あと、Winnyによる匿名ネットワークでの著作権制度の崩壊とか
インターネットに個人特定情報を付加(国民番号制度)とか
YouTubeとデジタル放送と現在の放送局の絡みとか
Blog炎上についてとか
いろいろ他にも書こうと思ったのですが話がうまくまとまりませんでした。
今日はとりあえずこれで。
[PR]
by toro_toro_toro | 2006-08-06 22:23 | 思ったこと