ねこだいすき


by toro_toro_toro
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どうすればPSPは売れたのか

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ニンテンドーDSが世界で1000万台の売り上げを達成だそうで。
かたやPSPは・・・_|\○_
いろんな所で既に言われていると思います
「PSPはなぜ売れなかったのか」
これをもう一歩掘り下げて、
「どうすればPSPは売れたのか」
を書いてみます。
(※注:私はPSPもDSももっていませんが!)


1:PSPはUMDが大きな足かせとなっている
 発売直後、UMDが飛び出す不具合発生。
 また、UMDのせいでゲームのロードが異様に遅い。
 UMDのせいで電源管理が大変。
 UMDはRがないので、開発側からみると大変。
 (リリースするまで実際の動作がわからない)

→UMDはやめにして、ROMカセットにする。
 また、独自規格はやめてメディアはメモリースティックPROにする。
 もしくは安くて小さいSDカード。
 もっと安くて落とさないサイズのコンパクトフラッシュ。
 (CFは著作権保護がなかったっけ・・・?)

2:大画面ワイド液晶が足かせとなっている
 ワイド画面だから、旧ソフトをそのまま移植することが困難。
 よって、いわゆる「額縁」などという全く意味のない移植ソフトがあふれることに。
 また、これも消費電力をえらい食う。
 でかい画面なのでドット欠けが発生しやすく、不評。
 横がぎりぎりになって、ボタンと干渉して「□ボタン」が操作不能に。

→ワイド液晶をあきらめる。
 縦サイズはそのまま、横サイズをワイドじゃなく普通の4:3にする。
 面積比で75%に。歩留まりも上がる。
 もちろんそれだけ消費電力も減らせる。
 ボタンもぎりぎりじゃなく配置できる。
 あのバカみたいにでかくて「携帯」には不向きな本体も少しは小さくなる。

3:電源管理がぎりぎりなので、実はCPUは2/3しか働いていない

→UMDとそれのピックアップやモーターなど、かさばる物を取った場所に
 電池を増量。(増量しなくても十分かも)
 CPUをフルで稼働させる。

さあ、ここまで思い切った改造をしたとしよう。
もしこの本体でPSP発売当時に売ったとすると
売れるだろうか!

きっと、「それ何てアドバンス?」と言われるだけにちがいない。。。

そう。PSP発売当初はDSはまだ出荷していません。
直接的な敵はアドバンスなのです。が、
どうみてもアドバンスとあまりかわりませんよね。。。
アドバンスは下位互換もあり、昔のソフトも遊べるし。。

新ハードで携帯ゲーム機市場で闘うには、差別化が必要だったわけです。
でも、PSPが用意した差別化は全て裏目にでました。
かたやDSは、はなからPSPは敵ではないようでした。
ニンテンドーDSの仮想敵は実は自社の「アドバンス」ではないでしょうか。

どうも任天堂は「既存のソフト流通」を「変えよう/壊そう」としているように見えます。
古くはディスクシステムの書き換えサービスから始まり、
スーパーファミコンをロッピーで書き換えてみたり、
サテラビューで衛星からソフトをDLさせてみたり(売れなかった)
ソフトを物として流通させるだけでなく、データとして売る試みを
任天堂は昔からしておりました。
そして今、ブロードバンドの普及と無線LANの高速化により
ついに「任天堂がやりたかったこと」が実現しはじめたようです。

DSが売れているのはタッチペンやダブル画面など
いままでにない遊び方ができる点だとおもいますが、
アドバンスになくてDSに搭載された「無線LAN」こそ
任天堂の隠し球なのではないかと思います。
すれ違い通信だけでは終わらない。。。
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by toro_toro_toro | 2006-01-05 23:48 | 技術あれこれ