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ねこだいすき


by toro_toro_toro
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iPodのUI

iPodのUI_f0021803_227735.jpg
今朝の通学途中はありえないほどの雪が降っていて、JRは結局30分遅れで到着。そしていつも30分の道のりを倍かけて走行。
信号待ちで延々と止まってる車内はすごく静かで、外は一面雪景色。
「こ・・これは冬の曲ばっかり集めて聞くといい感じかも!」
とか思って、早速iPodのOn-the-Go機能(iPod単体でプレイリストを作る機能)でぽちぽちとリスト作成。元から春夏秋冬に分けたプレイリストとか作ってればよかったなとか思いながら。。

で、操作してて気付いたのです。
「iPodって初代からUIの根本部分は変わってないんやん」って。

・iPodのボタンについての注
初代:物理的回転ホイール&すぐ外にボタン
第2代:ホイールが回転しなくなる(タッチホイール)
第3代:全てのボタン・ホイールがタッチセンサー式に。
    ボタンはホイールすぐ外ではなく画面下に一列に並ぶように移動。
第4代:クリックホイール採用。
    タッチ式ホイールの内部にクリック式ボタンを組み込んだもの。
第5代:第4代と同一

第3代は大きな改良が加えられたモデルで、ボタン位置が違うのでこれだけ例外ですが、
その他は基本的にホイールの位置から親指を離す必要がないのです。
iPodを手に取ると、自然に親指がホイールの真ん中あたりに位置します。
そのままぐりぐり回したり押したりするだけで簡単につかえる!
今や当たり前になったこのiPodのホイールは実はすごい革新なのですよ!
iPodが売れている(シェアをキープし続けていられる)のは
コレのおかげなのだと思います。

さらに実は第4世代から導入された「クリックホイール」も
初代・第2代のホイールのすぐ外側にあったボタンをホイール内に組み込んだだけであって、
「使い手」から見ると同一なのです。

つまり、最初にiPodを設計したときの思想がそのまま今まで生きているというわけで。
最初からの完成度の高さが伺われます。
だからといって、初代の仕組みのままじゃあここまで売れなかったのは明白なわけですし、
細部のブラッシュアップは常にしていかなければいけないのだとも思わされました。

思想を貫くために妥協できるもの、古いものはどんどん切り捨てていくのも
Appleならではでしょうか。電池の持ち時間とか。Firewireとか。
でも捨てることによって得るものの方が大きいから
結局市場に受け入れられるんだろうなぁ。。


なぜか雪の日にiPodのボタンについて熱く語る人は
やっぱり変わった人でしょうか_|\○_
by toro_toro_toro | 2005-12-23 03:08 | 技術あれこれ